顎関節症治し方

食生活の変化とアゴの筋力の衰え

 

顎関節症の根本原因の1つとして考えられているのが現代人のアゴの「退化」です。

 

これは裏を返せば、食生活の変化にともなう人類の「進化」と言えるのかもしれません。

 

要は昔に比べて硬いものを食べる機会が減ったので、アゴの機能がそれに最適化されてきているということです。

 

もちろん食感として噛みごたえのある食べ物も好まれますが、傾向としてはやはりあまり噛まなくても美味しく食べられるものが増えています。

 

ただし、どちらかというとアゴの衰えは身体的には悪影響を及ぼすことことのほうが多いようです。

 

例えば、スポーツ選手がマウスピースを使っていることからもわかるように、噛む力は運動能力や平衡感覚などに影響します。

 

また、脳への血流にも影響すると言われ、アゴを動かさないことで集中力がなくなってきたり、高齢の場合は認知症につながりやすいとも考えられています。

 

もちろん、顎関節症の原因としてもアゴの筋力の衰えは関係しています。

 

あまり噛まずに美味しく食べられるものが増えたとはいえ、やはり子供の頃からアゴを使ってしっかり噛める筋力はつけておくに越したことはないようです。